□世界設定□
□世界設定□

◆名前◆
 国によってやや違いがあるが、庶民は名のみ。
 貴族や有力商人は名と姓。そして王族は名・属する竜・国である。
 例:クリス=シルフィード=ウィンディ
 風竜シルフィードの守護するウィンディーと言う国のクリス……となる。


◆国◆
 世界に七つの竜王国がある。
 他にも国はたくさんあるが、感覚的には国王と言うより領主みたいなもの。竜王国の家臣が国の王と言う形。

 風竜王国ウィンディ……四季がもっとも美しく、風が気持ちいい。おおらかに育ちやすいらしい
 雷竜王国アルフィス……上と下に挟まれていて国交に皆忙しい。すべての中心である
 水竜王国アクアシェル……魔術至上主義。魔術国家である

 木竜王国エルラリラ……自然もりもり。狩とかする人多い

 金竜王国イーアリス……金山とかいっぱい。商人多い

 火竜王国クルヴァセン……科学至上主義。魔術なんて目じゃねーぜ
 土竜王国ナーゼル……ど田舎よん。畑が多いのだー



◆神竜◆
 神が真竜を十二に切り裂き、内七つをもって世界を作ったと言う。
 竜王国に君臨し、世界に恵みを与える。

 風竜シルフィード
 火竜ソヴァラム
 水竜ネーレリア
 木竜ティロス
 金竜アルトナ
 雷竜ヴェルトバルト
 土竜アシュリア
 光竜ソラリス
 闇竜ヴァリスザード


◆魔術◆
 英雄召喚王が現れる以前の人の持つ特殊な力を精霊術というが、廃れ、行使者も数少ない。現在主流は英雄召喚王のもたらした召喚術とそれにより生み出された力、魔術である。
 魔術には二つの素質、魔力保有と魔力放出がある。
 その素質は片方だけでは意味がなく、両方を持つのは人口の九分の一。
 しかし、竜王国に住むものは多くが魔道能力者である。


◆精霊術◆
 英雄召喚王以前の術で、二タイプある。
 一つはある材質を自由に変化させる、物式
 一つはある形をどんな材質でも形作れる、形式
 例えば、土と剣があったとして、土を剣や盾、人形や玉に出来るのが物式。剣を土でも水でも形あるものなら何からでも作れるのが形式である。
 普通はどちらか片方であるが、サラはどんな材質でもどんな形にでも出来る二つ両方を合わせたようなことが出来るらしい


◆お金◆
 ミラ・ルイ・アカ・クラ・カコ……。
 おおよそカコは日本円換算一円。アカは二円 ルイは二百円 ミラは二千円 クラは一万円。いろんなものが価値が違うのであまり気にしてはいけない。



◆信仰◆
 信仰には、大きく分けると、竜信仰、創造神ライナリー信仰、天使信仰、悪魔信仰の四種類。四つの中でも色々と主張や教義によって分かれている。
 民間、というか竜王国の民やその近辺諸国は竜振興がメイン。
 竜信仰とは、『世界は竜によって創造され、守護されている』というもので、神竜は竜王国とほぼ同一の意味合いを持つため、竜信仰とは、竜王国を崇めるに等しい。

◆天魔戦争◆
 天使と悪魔の遥か昔からの闘争に、白と黒、そして灰色の三色の翼を持つ存在が第三勢力として加わり、激化した戦争。人間にも多大な被害を与え、人間側も戦うことを決めるも、天使や悪魔の力の前には無力であった。
 そんなとき、ふらりと英雄召喚王があらわれ、七あった竜王国を巡り、竜を身に宿し天魔を封印。天使と悪魔を月に住まわせ、戦いを終えたという。

◆英雄召喚王◆
 何処より現れたのか? どのような人物なのか? すべてが不明の存在。ただ、闇のように黒い髪の持ち主だったことだけが伝わっている。
 彼の残した技術により、召喚術や魔術が生まれる。