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【第九巻】(【第十一巻】【第十二巻】)
◇ドゥールゴーファ
覇王将軍シェーラが生み出した中位魔族であり、そのシェーラの為だけに存在する剣。例え折られたとしても、シェーラが存在する限り何度でも再生・復活する。形態は、黒い刀身の細身で片刃。
リナ達をおびき寄せる餌として、ベゼルドの炭坑跡の中に「魔法剣」と言うふれこみで突き立っていた。
そこでは結局「旧・ルヴィナガルド王国」(現・共和国)の王国近衛兵団長をデーモン化させるに留まり、リナ達を襲うもリナとルークの魔法を受けてへし折られて倒された。
その後「クリムゾンタウン」ではシェーラによってベルという人間の女性に与えられ同化。魔導士協会評議長を始めとする多くの人間達をデーモン化させて町を混乱させる。偶然また事件に関わってきたリナ達と戦うが、同化したベルの心に縛られ倒される。
人間と同化し魔族の力を与えるというだけではなく、自身の刃で傷つけた者の能力や知識を身につけるという能力も持っている。
最期は「ガイリアシティ」においてシェーラに剣として使用されていたが、その手を離れた所をルークによりシェーラの腹に突き立てられ、そのままリナの「神滅斬」で主ごと断ち割られて滅びた。
◆ドゥールゴーファ
何度見ても柄がムンクの「叫び」に見えてしまう。(笑)
他の人間形態の魔族達がそれぞれ一巻分(酷いときには十数ページ(笑))しか保たなかったのに対し、堂々三巻(足かけ四巻)にわたりその存在を維持し続けてきた実に天晴れな剣!。やはりその勝因は、余計な事をしゃべらない姿だったからであろうか?
剣としての戦いしか出来ないというちょっとお間抜けな弱点を見抜かれ、足払いを喰らってガウリィにいいように転ばされていた。(笑)
同化する際相手の同意を得られると、漆黒の彫像の様な結構綺麗な姿で魔族化出来る。が、これはあくまでベルが美人だったからであって、不細工なおっさんが相手だったりすればやはりそれなりの姿にしかなれないに違いない(汗)。
人間形態が見たかった・・・実に悔やまれる(笑)
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◇グバーク
まるでヒカリゴケを固めて人の形に作ったかのような姿。顔の部分には闇色をした虚ろな瞳が開いている。
結界内に取り込んだ全てのものを己が身体で侵食し、受けた攻撃は空間を歪曲してその瞳の部分から別の時空へと放出することができる。その能力は「覇王雷撃陣」程の魔法に対しても有効。
リナとミリーナを結界に取り込んだものの、その侵食するという能力を逆手に取られ、身体の一部をまとわりつかせた短剣を瞳に突き立てられて、ミリーナの「烈閃咆」を叩き込まれて滅びる。
◆グバーク
「全てを虚無に導きゆく…」などという大口を叩いたばっかりに、その虚無の御大将、パツキン大魔王様の祟りを受けて(かどうかは知らんが)あっさりこっきり滅ぼされてしまった。(笑)
正に大言壮語は身を滅ぼすを地でいっている…。
何故か12巻に出ている魔族には、おしゃべりが過ぎて身を滅ぼす奴が多い。上司が女だと、やはり部下も影響を受けておしゃべりになるのだろうか?。
捨て台詞が吐けなかったリナが、その気持ちが分かるだけに本気で可哀想だった…。
◇「名称不明」(凧の様な魔族)
大きさは人間ほどもある厚みが無い黒っぽい半透明な三角形の「凧」のような容姿。頭と思われる箇所には、リアルな眼が一つだけ付いている。
ディルスの城に潜入を謀ったリナ達を上空にて待ちかまえていた。
城内の人間の戦力を利用しリナ達を襲わせようとするも、反対に口車に乗せられた兵士達に刃を向けられ、動揺したところをルークとミリーナのダブル「螺光衝霊弾」を受けて滅びた。
◆「名称不明」(凧の様な魔族)
リナに一言「三流」、と言い捨てられてしまった魔族。
ここら辺りの巻になると、もはや純魔族といえど中級以下は何ら脅威を与えられない存在と化している。(汗)
反対に「もぅこんなに弱い奴らにそんなに本気で戦ってやらなくてもいいじゃないか」…と、リナ達に取りなしてやりたい程哀れに思えてしまう。そりゃまぁ高位ばかりにあんなにぽこぽこ当たっていれば中級以下はカスも同然なんだが、それにしてもあんまりな弱さだ…。
シェーラも部下に恵まれてないなぁ、覇王軍も人材不足なんだろうか?。(涙)
◇リカギス
両肩から二本ずつ触手の生えた、苔色をした一つ目の魔族。
宿にてグバークがリナ達を襲ったのと時を同じくして、もう一人別の魔族を連れてガウリィ達を襲撃するも相方を倒されて撤退。その後再戦を果たすべくレビフォアと共に謁見の間の結界内に現れる。
攻撃は肩の触手を用い、相手を薙払い切り刻む。またその触手は更に細かく十数本にも分裂させることが出来る。
ルークと戦うも、「魔王剣」の刃を食らい断ち割られて滅びた。
◆リカギス
宿でガウリィとルークに追い詰められて逃げ帰ったことを恥と感じたらしく、ルークと一対一の勝負を望んでいた。どうやらそこそこのプライドは持ち合わせているらしい。(笑)
ひょっとしなくても、レッサー・デーモンであるグランシスより弱かったんじゃなかろうか?出番も少ない上にインパクトも弱い奴だから本気で書くことが無い…困った。(汗)覇王軍配下。
◇ベイズ
半透明をしたのっぺらぼうの大男。
リカギスと同じく、謁見の間でレビフォアと共にリナ達を待ちかまえる。
半透明な姿である自分の特性を利用し、腕を伸縮させることによって間合いの掴めない攻撃を行う。
ミリーナの攻撃があくまで自分の注意を引きつけるためだけに行われていることに気付かず、周囲の魔族達が滅ぼされた後、背後からリナの魔法の一撃を受けて滅びる。
◆ベイズ
仮にも魔族のくせにただひたすら打撃及び、魔力弾のみの力押しの攻撃しかやらなかった…。ちょっと待て、それはあんまりだぞ…せめてもう少し特殊な能力を見せんかい。(汗)
魔族達の脳味噌の容量が第二部に入ってから50%(当社比)ほど減量したのでは無かろうか?
こいつは別にして今のところ覇王軍で出ている魔族達は何故か眼がぱっちりした(?)者ばかりである。もしかしたら覇王の趣味なのかもしれない…。(笑)
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◇ツェルゾナーグ
人間の男のようなプロポーションだが、顔のあるべき部分にはのたくる角の様な物が群れ固まって生えた姿をしている。
ミアンゾと行動を共にしていたが、リナ抹殺に先走ったミアンゾに引きずられる形でリナ達と対峙。
しかしミルガズィア及びエルフの少女メンフィスに阻まれ、精神世界面・物理面にわたる攻防を繰り広げるも魔律装甲「ゼナファ」の一撃を受けて灰となって滅びる。角の部分を伸縮させて物理攻撃を行った。
◆ツェルゾナーグ
運良く(悪く?)ミルガズィアとメフィが居た為、精神世界面攻防という高度な魔族らしい攻撃をさせて貰えた魔族。おそらくリナ達だけ相手ではあっさり倒されて「何だ、やっぱり中級魔族も三下か…」と言われてしまったことだろう。
結局は滅ぼされてしまったが、人間は魔族が軽視しているから命拾いしているんだと言う証明にもなった。名誉の戦死である。ちゃんとミルガズィアにお礼を言うように(笑)。覇王軍配下。
◇「名称不明」(黒い魔族)
王宮の結界内でミアンゾとリナ達が戦闘中、そのミアンゾの中からまるで生み出されるように現れる。
一見して人より頭一つ大きい歪な黒いミイラの様な容姿だが、その薄く開いた瞳の奧では只のアンデッドには無い紫色の光が灯っている。
他の3体と共にリナ達と闘うも、ルークの剣を受けて滅びる。
◆「名称不明」(黒い魔族)
……気が付けばさしたる描写も無く滅ぼされていた。書くこと無し。(汗) 覇王軍配下。
◇「名称不明」(アメンボウの様な魔族)
銀色のアメンボウのような姿。大きさはおよそ人の背ほどもあり、胴にあたる部分には内蔵をこねくり回したかの様な、人間の上半身大の得体の知れない器官がぶら下がっている。
同じく王宮の結界内で黒い魔族と闘うガウリイを、壁際の装飾用鎧の中から不意撃ちする。
六本の足を巧みに使い攻撃・移動を行って闘うが、実体化していた足を兵士達の繰り出す槍に絡め取られ、動きが鈍った処をガウリイの剣で切り裂かれて滅びる。
◆「名称不明」(アメンボウの様な魔族)
♪ぼっくらはみんな生きているー、生きーているから滅ぶんだー(中略)ミミズだーって、オケラだーって、アメンボだ〜〜ってー…
と、思わず一曲捻ってしまった(苦笑)。取りあえず一番人間の姿から遠いので13巻魔族の中ではおそらく最弱であろう。覇王軍配下。
◇「名称不明」(頭のない白い魔族)
同じく王宮の結界内で、止めを刺されそうになったミアンゾの体内からリナ達に攻撃を仕掛けつつ出現。
体型は人間と程近いが、頭部が無く代わりに腕が4本生えた真っ白な姿をしている。
リナ&ミリーナの連携によりミアンゾが滅ぼされた隙を突かれ、ガウリイの剣を受けて滅びる。
◆「名称不明」(頭のない白い魔族)
出た→死んだ。よって書くこと無し(情けない…)。覇王軍配下。
◇サーディアン
年の頃は三十程度の優男で、色白の端正な顔に似合わぬ黒い顎髭を生やし、身分を示す縫い取りのある藍色のゆったりとしたローブを纏っている。
表向きは一年前の国王交代劇(魔竜王のディルス王国取り込み計画を、ゼロスが妨害した際に起こした大火が原因。)によりいきなり交易大臣という要職についた男だが、その正体は覇王軍の中位魔族。
王宮封鎖の原因を探るリナ達の前に、デーモン化したジェイドを伴い現れる。人間の力を軽視したため危機に陥るが、加勢に現れたファリアールに救われて反対にリナ達を追い詰めた。
しかし、ミルガズィアとメンフィスが別働隊を突破して来た事により再び形勢が逆転、鎧に守られたメンフィスを攻めあぐねた処をミリーナとメンフィスの魔法を受け滅びる。
ダメージを受け人間形態がとれなくなった時、歪んだ瞼の奧は黒洞と化し、顎髭と髪だったものは拗くれた小さい黒い角の集合体となっていた。
◆サーディアン
ようやく登場した三人目の"完全な人間形態のとれる"中位魔族。
王妃の親戚筋という確かな出自を持つと言うことは、こいつも覇王同様実際にいる人間とすり替わっていた可能性も考えられる。
シリアス全開の場面でアルス将軍にわざわざ「似合わぬ黒い顎髭」とまで説明されるとは、この顎髭、本当に尋常じゃない程似合っていなかったのだろう(苦笑)。きっと王宮内の評価も芳しくなかったに違いあるまい…剃れ剃れって言われてたんだろうなぁ(笑)。覇王軍配下。
◇ファリアール
サーディアン同様、一年前から魔道士協会推薦の宮廷魔道士となって国王への発言力を持つ地位に就いていた。
王宮内でサーディアンの劣勢を援護するために現れ、そのまま参戦。一時はリナ一行を追い詰めるも、ミルガズィアとメンフィスに阻まれる。魔導の鎧に身を包む二人に対して戦いは硬直状態に陥りかけたが、隙を突かれたサーディアンが滅ぼされた事によりミルガズィアに対一の勝負を挑む。
魔力を伴う肉弾戦を仕掛けて接敵したのを狙い、相手の腕を触手で絡め取り込もうとしたが、ミルガズィアの右腕が義手であったのが災いし、大きく体勢を崩させられた処を竜の翼に首を断ち切られ滅びる。
人間としての容姿は、二十代ぐらいの浅黒い肌をした魔道士らしからぬ逞しい大男。
◆ファリアール
完全な人間形態が可能な四人目。名前だけ見ると美人な姉ちゃんを期待してしまうのだが、現実はそう甘くなかった。いや、ホントに甘くない(笑)。
しっかし13巻魔族ってのはおちょくりポイント低いなぁ、これはやはり主の性格を多大に反映しているからだろうか?。そう考えると魔竜王軍は……をぅ納得(苦笑)。覇王軍配下。
◇補足◇
この巻ではミルガズィアとメンフィスを倒すため、十体ほどの人型の魔族が別働隊として動いていた。しかしゼナファの完全装甲モードで暴れたメンフィスに統率を乱され、最終的に壊滅させられている。これといった記述はされていないが、覇王軍としてもこの結果は相当な戦力ダウンであろう。
また、この巻の魔族は覇王の行う"魔王復活計画"に関わっていたため、意図的に力を加減せざるを得ない立場であったらしい。故にこの巻でのあまりの魔族の弱さは、決して本来の力から来るものではないことを明記しておく。
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