【魔王軍殉職者名簿・番外】

【でりしゃす4 (すぺしゃる19「るなてく・へすてばる」)】
【すぺしゃる19 「うちのジョン知りませんか?」】

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【でりしゃす4 (すぺしゃる19「るなてく・へすてばる」)

ラギアソーン
蝙蝠のような二枚の翼と六本の腕。姿形は人のそれに似ているが、右の頭上からは拗くれた角が生え、代わりに大きく血走った左目一つしかない容貌。
契約者であったラガスタインに召喚され、リナ、ナーガと激しく戦闘を繰り広げる。
だが、ナーガの召喚した魔王竜が20年前のディルス王国軍カタート遠征時に生き別れとなった愛竜ジョンだと言うことが判明。
ひとしきり再会の喜びに浸った後、恩人であるナーガに感謝の言葉を述べてカタートへと帰還した。

◆ラギアソーン
まさかミニ文庫の方で純魔族の出番があるとは思わなかったので結構焦った(笑)。
おまけに名前どころかちゃんとした思考能力とまだ人間に近い容姿を持つところを見ると本編初期に出たらかなり手こずるほどの実力を持ったクラスと言える。(13巻魔族よりよっぽど強いぞ(汗))
…だが、こいつの場合注目すべきはその実力ではなく、カタート魔族社会の内情を暴露したというその点に尽きる!!
まさしく「セキララ魔族生活」!!(fromけらえいこ)
そーかー…魔族はペット禁止なんだな。色んな解説が成されていたが、実のところちゃんと世話をしないで放っておく奴が多いからじゃないのか?…いや、誰とは言わんが。(笑)
個人的にぐれた後の非行行為(注:人間界への善行とも言う)が情けなくも微笑ましい。リナと対峙して平和に生きながらえた希有な魔族であった。
生意気にも召喚呪文(↓)まである。魔導師としての実力に自信のある奴は契約を結んで呼び出してみるのもまた一興かも知れない。(笑)

………ただし、出てこなくても当方は一切責任を負わないものとする。(笑)

「来たれ、我が魂を代価に結びし盟約に従いて、遙けき北の大地より、とくとこの地へ、出よ我が盟友ラギアソーン」



【うちのジョン知りませんか?】

ラギアソーン
飼育していた魔王竜が再び行方不明となり、かつてその竜を召還した人間をその探索に利用しようと計画して再びリナ&ナーガの前に現れる。
困っている者を助けようとする人間の愚かとも言える性質を逆手に取り、計略を以てリナ達を巻き込もうとするが、運悪く見破られて策半ばで潰えかけそうになる。 しかしその後、魔王竜の脅威を盾にリナ達の協力を取り付けることに成功。空間操作で小動物と化した愛竜の探索に乗り出す。
「貴重な未知の生物」と人間に捕獲されていた愛竜を幾多の障害を排除して救出し、世界各地に無差別の暗虚吠(ヴォイド・ブレス)跡を残して再びカタートへと帰還した。

◆ラギアソーン
もしやまさかの再登場を果たした世界一幸運な下っ端魔族。
リナ&ナーガを2度に渡って振り回し、今回はさんざんっぱらこき使ったのにも関わらず五体満足で帰っていった。その運の良さをどこぞの高位魔族にもちょっとは分けて貰いたいものである(笑)
失敗はしたものの、人間心理を巧みに突いて、魔族としての誇りを汚すことなく助力を取り付けようとしたその計画は高く評価できるのでは無かろうか?。下位とはいえ、純魔族の深い知性が伺える。 惜しむらくはカツラを忘れたことだろう。(<違う!)
巨大な魔王竜を空間操作で小動物と認識させたり、呪文の詠唱無しで指先一つで空間に鏡の様な物を作り上げたりと、純魔族の能力の物凄さを改めて認識させてくれた。下っ端でこの程度なら高位魔族の力とは推して知るべし…である。(つまり15巻でのゼロスのガラス修理は銅貨一枚のカケラにも満たない労働だったと推測できるわけで、獣神官のちゃっかりぶりがよく分かるエピソードである(笑))
デザインセンスが人間とかけ離れているにもかかわらず、変装時に使用した女物の服はかなり普通にまともな物を選んでいた。何処で仕入れたのか非常に気になるところである。
…あとはそう、カツラさえ忘れなければ………(<だから違う!)

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