2005/7/21配信
マリカ・ベゾブラゾヴァ女史の名前を初めて耳にしたのは1974年、森下洋子さ んがヴァルナ国際コンクールに清水哲太郎さんと出場し金賞を受賞した時でし た。その時はどんな方か全く知らず、洋子さんがとても敬愛する師だというこ とだけをひたすら感じていました。
その後、国際コンクール・オーディションなどに挑戦する日本人ダンサーがゾ クゾクと現れましたが、石井潤、三谷恭三、篠原聖一、尾本安代、安達悦子、 青山真理子、渡辺真智子、木村規予香、稲村真美、貞松正一郎、秋山珠子、上 野水香(敬称略)など、今ではキラ星のようなスターがマリカ女史の情熱と愛 情にひかれモナコへ旅立ちました。
マリカ女史の名前を度々聞くようになったのはその人達が日本に戻ってきて活 躍し出した頃でした。プライベートレッスンでもないのに「私だけを見てくれ ている」と感じ、同時に“魂で踊る”ことを教えてくれる、全身全霊をかけた そのレッスンを噂で聞くたびに「一度見たい」とずっと思い続けていました。 もちろんプロを目指す人が学ぶアカデミーですので、モナコへ行ってそのクラ スへ潜り込むのは不可能なのですが、観客となってレッスンを体験できるチャ ンスがやってきました。
この9月、江東区にあるティアラこうとうホールが日本でのセミナーを開催す ることになったのです。デモンストレーションクラスに参加するためには “14才以上・バレエ経験7年以上”という規定がありますが、それを客席で見 るための資格は全く必要ありません。(笑)
生徒1名+教師1名を一組として“指導法の指導”を舞台上で受けるようなので すが、いったいどんな言葉が飛び交うのでしょうか。想像すらできません。 (女史はフランス語主体、もちろん通訳付き)
マリカ女史の「この人にはこういう教え方をしたい」という直感はいまだかつ てはずれたことはないとのこと、バレエ教師として信念を持ち、その人の才能 を認めればこそ言える言葉があるのだと思いますが、もしあなたがプロを目指 すのなら『あなたが必要としているものがここにあります。』